今回は、最近よく話題に挙がる医師のSNSを活用した情報発信について触れていきます。「Instagram」や「Twitter」、「Facebook」、「TikTok」、「LINE」と媒体によって文章・写真・動画など発信方法は多種多様です。特にSNSは利用者の年齢層もさまざまですので、媒体の選定をしっかり行わなければターゲットとしているユーザーへ情報を伝えられないミスマッチが発生してしまいます。加えて、信頼できるユーザーの獲得には、当たり障りのない情報を発信するだけでなく、自らの情報開示をしっかり行うことが重要です。
当記事では、SNSの情報発信を通じて転職でも活用出来る方法を紹介していきます。
SNSは媒体によって利用者の年齢層や発信方法はさまざまですし、よく耳にするけど結局どういうものなのか分かっていない方も多い事でしょう。そのため、ざっくり説明していくと以下のようになります。
国内利用者数:9200万人
・全世代が利用、幅広い年齢層
・国内メッセージインフラとして日常に浸透
・プッシュ通知を使った情報発信
・LINE APIを使用した自社サービス連携
参照元:https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/
国内利用者数:4500万人
・20代が多く、平均年齢は36歳
・リアルタイム性と情報拡散力
・同じ趣味や興味関心のある出来事で繋がれる
・140文字の短文コミュニケーション
参照元:https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080
国内利用者数:3300万人
・利用者の半数以上が10~20代を占める
・雑誌感覚、ビジュアル訴求
・投稿(フィード)とストーリーズの使い分け
・ハッシュタグからの流入で興味関心を持つユーザーへアプローチ
参照元:https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/
国内利用者数:2600万人
・登録者数は20~30代が多い
・実名性が高くリアルなつながりを反映
・ビジネスシーンでの活用
・コンテンツの自由度が高い
参照元:https://japan.cnet.com/article/35139021/
国内利用者数:950万人
・利用者の半数以上が10~20代を占める動画投稿アプリ
・気軽に見られる短尺動画中心
・多種多様な動画編集機能
参照元:https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1902/05/news124.html
これは医師に限った話ではなく、今後は事前に情報を届けて比較検討の上で選んで頂くという考え方が当たり前になっていきます。
昨今誰でもスマホ1台あれば簡単に情報が手に入る時代だからこそ、発信者の勝手な都合で押し付けるなんて論外ですよね。よく耳にするありきたりな宣伝広告ではなく、年齢・性別・ライフスタイルなど一人一人に寄り添った情報を届けていくことが重要になっていきます。
医療機関では、SNSの情報発信を行っているところが増えていますし、これからは医師も同様に増えていくと考えられます。
最近では、何か調べ事をする際にインターネットで検索するだけでなく、SNSで最新の情報を集めるのが当たり前になっています。理由としては、ほぼリアルタイムで文章や写真・動画などで情報を手に入れられるからですね。その一方で、SNSだと間違った情報もたくさん流れてくるため、正しく判断出来るメディアリテラシーがなければ情報に左右されてしまいます。
転職でも同様で、10年ほど前までは求人誌や求人サイトを見て、良さそうな求人があれば応募するのが一般的でした。しかし、SNSを多用する時代へ変化するにつれて、医療機関の中にはSNSへの顔出しが採用の必須条件になっていたり、給与に反映されるところも増えてきています。そういった背景から、医師自身がSNS上でブランディングして市場価値を高めることが大事になってきたと言えるでしょう。
一言で表すと、自分が正しい知識を持っているのを知ってもらう事が重要です。
一番身近な部分だと、自身が行った治療の症例や状況に応じた治療法の提案を行っていくといいでしょう。そして、医師が個人で発信を行うのであれば「Instagram」が効果的ですね。なぜかというと、医療機関が良く利用しているというのもありますが、使い方さえ間違わなければ誰でもファンを作りやすいという点があるからです。
「Instagram」には通常の投稿(フィード)に加えて、近況を手軽に発信出来るストーリーズや最大60秒の短尺動画を作成出来るリール動画があります。加えて、投稿に関連したハッシュタグを付ける事は非常に重要です。特に興味を持っている方からの流入を期待出来るので、自然とファンを作りやすくなりますね。
以上から、「Instagram」を活用することで、インフルエンサーのような有名人になる必要はありませんが、自身の活動を知ってもらい、関心を持っているファンを作っていくことが大事です。特に医療機関は「Instagram」のアカウントを持っていることが多く、採用情報の発信を行っている事もあるので、事前につながっていれば思わぬ転職成功があるかもしれませんよ。
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