ここ最近、コロナ過でマスクに隠れる部分の治療は増えてきて、顔の脂肪取りやハイフ、糸リフトなどさまざまな治療を施すことにより誰でもリスクを減らして小顔を目指せるようになってきました。そのような事情の中で、小顔治療の一種として耳を小さくしていく治療が生まれていることはご存知でしょうか。
今回は、そんな耳整形について耳や耳たぶの症状から治療法まで紹介していきます。
通常耳は髪で隠れる場所のため、顔の中でもあまり目立たない部位ですが、
逆に立ち耳のように目立ちすぎると好まれない場合があります。
特に耳の中でも耳たぶは、ピアスなどで比較的露出が多い場所ですが、耳たぶのトラブルは美容上好まれない傾向にあります。ここでは、耳や耳たぶについての疾患について解説していきます。
立ち耳とは正面から見て耳が横に広がって見える状態のことで、
医学的には側頭部と耳介の角度が30度以上起きた状態である場合を指します。
耳介の上部外側がとがった形状になっている状態をスタール耳と言います。
通常は耳介の上部は丸い形状をしていますが、耳介の上部外側が尖った形状になっています。ただ、軟骨の曲がる方向に違いがあるためで、見た目以外にさほど支障はありません。
耳の軟骨が変形しており、耳の上部1/3が前方に垂れ下がってしまった状態の耳を折れ耳や垂れ耳と言います。これは耳自体に影響があるわけではなく、音も問題なく聞こえます。折れ曲がりが重度の場合は、変形した軟骨の影響でメガネやマスクを使用できないなどの問題を生じる場合があります。
耳垂裂には生まれつきの「先天性耳垂裂」と、ケガやピアスなどで切れた「外傷性耳垂裂」があります。
ピアスなどで切れた耳たぶを治療せずに放置した場合、傷口から細菌が繁殖し、赤く腫れ上がる場合があります。
また、傷が落ち着いても一度切れてしまった耳たぶは自然に治癒することはありませんので、耳垂裂の治療が必須です。
副耳は生まれつき見られる耳の前や頬にイボ状に突起した皮膚の隆起です。ほとんどの場合、片側の耳の周囲に1個だけ存在しますが、時に両側に存在する場合や、複数個存在する場合もあります。
頻度としては1000人に15人の割合で発症すると言われており、生まれつきの変形としては比較的発症頻度の高いものです。
そして本来は、耳を構成するはずの組織が耳に含まれずに離れた部位に独立してしまったものなので、腫瘍のようにどんどん大きくなったり、悪性化して転移することはありません。
それでは、今回の本題でもある耳整形の治療法について、美容外科的な施術を3つ紹介していきます。
立ち耳修正は、顔の正面を向いて立った状態の耳介全体を後ろへ倒していく施術です。
耳の裏側を数センチ程度切開し、必要に応じて耳介軟骨の後面を剥離した後、耳介軟骨に縫合糸をかけて軟骨を矯正していき、これによって耳介全体を後方へ倒すことができます。
この手術による傷跡は耳の後ろ側のみなので、正面からはほとんど目立ちません。
立ち耳を矯正することで顔と耳のバランスが整い、小顔に見せる効果がありますので、立ち耳のせいで顔が大きく見えてしまうとお悩みの方や、周りの人からの視線が気になってしまうという方におすすめな治療と言えるでしょう。
折れ耳修正とは、耳の上部の折れ曲がりを治す手術です。この施術によって耳の折れを修正し、耳の形を整えることでマスクやメガネの着用が可能になります。
施術の流れとしては、耳の裏側を数センチ切開し耳輪と呼ばれる耳の上部を形成した後、縫合糸をかけて矯正します。それにより、折れ曲がった耳を修正することが可能になります。
傷跡は主に耳の後ろ側にでき正面からは目立たず、傷跡の赤みも時間の経過とともに減っていくので比較的リスクは低い治療と言えます。
耳の折れ曲がりや垂れ下がりによってマスクやメガネが掛けられない、掛けてもすぐにずれてしまう方に有効な治療で、手術の効果は半永久的に続くので、術後に折れ耳が再発する心配はございません。
耳たぶ縮小術とは、簡単に言うと耳たぶを小さくする手術のことです。
施術後の仕上がりが患者さんのご希望通りになるよう、丁寧なカウンセリングの上で慎重にデザインし、余分な部分の切除と縫合を行います。
この施術では、耳たぶの余分な部分を切除し、小さくすることで形を整えて結果として頭全体のバランスを修正します。
ここまでで、美容外科的な耳整形が小顔治療に必要な理由は何となく理解してもらえたと思います。しかし、今回は美容外科的な施術のみでしたが、形成外科的な施術も含めると耳整形にはさまざまな治療法が存在していますので、ご興味のある方はさらに調べてみてもいいかもしれませんね。
メディカルキャリアナビでは、耳整形を行っている美容外科クリニックを掲載していますので、医師の先生方は学びたい治療があるクリニックをお探しください。
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